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こんにちは、キクです。
「トラックボールマウスって興味あるけど、使いこなせるか心配・・・」
そんな感じでトラックボールマウスを使い始めることに躊躇してしまう人も多いと思います。
僕もそんな「なかなか踏み込めない人」の一人でした。
しかし、今となっては逆に「トラックボールマウスから抜け出せない一人」となっています(笑)
本記事では、トラックボールマウス初心者だった僕がヘビーユーザーになるまでに至らしめた魅力などを、実際に愛用しているロジクールの「MX ERGO」をレビューしながらご紹介できればと思います。
本記事の内容
それでは、よろしくお願いします。
トラックボールマウスとは
本項では、今回のテーマである『トラックボールマウス』とはそもそも何なのかを改めてご紹介していきます。
「そんなの知ってるよ!」という方は読み飛ばしていただいて大丈夫です!
トラックボールマウスとは、一般的なのマウスと異なり本体を動かすことなくカーソルを操作できる特殊なマウスです。
これを実現しているのが、本体の表面または側面に設置された「トラックボール」です。
一般的なマウスでは、マウス底面に赤外線やLEDなどの光源が設けられており、マウス本体を動かすことで移動距離や移動速度を検知してカーソルが動くというのがざっくりした説明になります。
トラックボールマウスにおいても、光源発光部分は設けられていますが、それが本体底面ではなくトラックボールと本体の接触面に設けられています。
これによりトラックボールを動かすことで移動を検知してカーソルが動きます。
トラックボールマウスのメリット / デメリット
トラックボールマウスのメリットとデメリットについても見ていきましょう
主なメリット
1. 手首や肩への負担軽減
長時間のマウス操作は手首や肩の筋肉に負担をかけがちです。
しかし、トラックボールマウスは指先だけで操作できるため、これらの負担を大幅に軽減します。
腱鞘炎や肩こりが気になる人にとって有用な選択肢です。
2. 狭いスペースでも使いやすい
本体を動かさないため、限られた作業スペースでも問題なく使えます。
3. 精密な操作が可能
トラックボールは指先で細かくコントロールできるため、画像編集などの細かい操作が必要な場面にも適しています。
主なデメリット
1. 慣れが必要
通常のマウスと異なる操作感のため、最初は慣れるまでに少し時間がかかるかもしれません。
慣れるまでの時間は個人差があり、僕の場合は1日程度と自分が思っていたよりも早い段階で慣れることができました。
そのため「難しそう」と思っている方もそこまで怖がらなくて大丈夫かなと思います。
また、慣れてしまえば非常に使いやすいので、僕のように「もう普通のマウスには戻れない」という方も多いです。
2. 定期的な清掃が必要
詳しくは後述しますが、トラックボール部分にホコリや汚れが溜まることで操作性が落ちるため、定期的な清掃が必要です。
MX ERGOの基本情報
1. トラックボールとボタン配置
MX ERGOのトラックボールは、親指で操作する位置に配置されており、滑らかで正確な操作感が特徴です。
トラックボールの動き
ボール部分は非常にスムーズで、軽い力で快適に回転します。
また、専用ソフトウェアである「Logi Options」で感度(カーソル速度)の調整も可能なので、作業内容に応じた最適な操作感を得られます。
カスタマイズ可能なボタン
MX ERGOは、左右クリックボタンやサイドボタン、スクロールホイールを含む以下8つのボタンを搭載しています。
- 左クリックボタン
- 右クリックボタン
- 中央クリックボタン(スクロールホイールの押し込み)
- スクロールホイールの左右チルトボタン
- 進むボタン
- 戻るボタン
- プレジションボタン
- Easy-Switchボタン
これらの各ボタンについても「Logi Options」を使ってカスタマイズが可能です。
2. 傾斜角の調整
MX ERGOの特徴的な機能の一つが、本体の傾斜角を0度と20度に切り替えられる設計です。
傾斜角を切り替える仕組み
本体底部に金属製のヒンジが取り付けられており、これを調整することで自然な手首の角度を選択できます。
0度では標準的な水平位置で使用でき、20度ではよりリラックスした姿勢で操作が可能です。
背面とプレートが強力なマグネットで「バチッ」とくっつき、中央のヒンジでパタパタ角度を切り替えられます。
手首の負担を軽減
この調整機能により、長時間の使用でも手首や腕にかかるストレスを軽減し、人間工学に基づいた快適な操作環境を実現します。
3. バッテリー持続時間
MX ERGOは、充電式の内蔵バッテリーを搭載しており、フル充電で最大約4カ月間使用可能です。
頻繁に充電をする必要がないため、長時間作業するユーザーや外出先での利用にも最適です。
僕の場合「4カ月」は到底持ちませんが、それでも数週間は充電せずに使えているのでほとんどストレスはありません。
急速充電対応
バッテリーが切れてしまった場合でも、わずか1分間の充電で1日分の使用が可能です。
この急速充電機能により、作業中に突然バッテリーが切れてもすぐに復帰できます。
充電ポート
マイクロUSBポートを採用しており、付属のケーブルで簡単に充電が可能です。
ただし、最近主流のUSB-Cではないため、他のデバイスと共用できない点に注意が必要です。
4. 接続方法
MX ERGOは、BluetoothとUSBレシーバー(Unifyingレシーバー)の2つの接続方法を備えています。
これにより、ユーザーの環境やデバイスに応じて柔軟に使い分けることができます。
Bluetooth接続
ケーブルが不要で、デスク周りをスッキリさせたい場合に最適です。
ノートパソコンやタブレットなど、Bluetoothを標準搭載しているデバイスと簡単にペアリングできます。
USBレシーバー(Unifyingレシーバー)
ロジクール独自のUnifyingテクノロジーを採用しており、1つのレシーバーで最大6台のロジクールデバイスを接続可能です。
デスクトップPCやBluetooth非対応のデバイスに特に便利です。
Easy-Switch機能
本体の「Easy-Switch」ボタンを使うことで、2台のデバイス間を瞬時に切り替え可能です。
例えば、WindowsのデスクトップPCとmacOSのノートパソコンを同時に操作したい場合などに重宝します。
MX ERGOを数ヵ月使ってみての本音レビュー
本項では、一般的なマウスからトラックボールマウスへ切り替えた僕が、実際に数ヵ月間MX ERGOを使ってみての感想を正直ベースでご紹介していきます。
お気に入りポイント
場所を選ばず使えるのが嬉しい
トラックボールマウスに切り替えて、実は一番感動しているかもしれないのが「場所を選ばず使える」ということ。
トラックボールマウスのメリットの部分でもお伝えしましたが、本体移動がないので省スペースで済むんですね。
僕の場合はデスクが大きいわけではないので、一般的なマウスを使っていた当時は近くに置いていたキーボードやノートなんかによくぶつかっていたんですね。
あとは画面の端から端にカーソルを動かしたいような場合に何回もマウスを行ったり来たりさせるのが面倒だったり。
その点、トラックボールマウスであればトラックボールをくるっと回転させるだけでいいので、近くにあるものにぶつかるということもなく非常に快適です。
また、ソファーの上で作業をしたりすることもあるのですが、一般的なマウスだと接地面が平面でないと思ったようにカーソルが動かなかったりしますよね。
一方でトラックボールマウスであればそういったこともないので、ソファーに座ってクッションの上にマウスを置くなどして腕が疲れない高さを確保したらあとは何の問題もなく作業ができてしまいます。
何と言っても疲れない
マウス本体を動かさなくていいというのは想像以上に大きく、長時間使用しても何ら疲れません。
僕は朝活含め仕事でも長時間使うので「疲れない」というのは助かります。
トラックボール操作が楽しいのでたくさん使いたいくらいくらいですね(笑)
角度調整が地味にいい
MX ERGOは本体角度を0度/20度で切り替えられるのは既に触れていますが、個人的に購入前は「どうせ0度しか使わないだろうなー」と思っていました。
でも実際に使ってみると20度の方が手に馴染んでおり、結果としては20度しか使ってません。
この馴染みやすさは人それぞれ違うと思うので、「選択の余地がある」というのは嬉しいポイントです。
もし0度しかなかったら、僕はここまでMX ERGOにハマっていなかったかもしれません。
適度な重量感で安定感がある
MX ERGOを含めトラックボールマウスは一般的なマウスよりも比較的大きい傾向にあります。
それに伴い本体重量も重いものが多いです。
この「重い」というのは一般にデメリットになりがちですが、重い故の「安定感」があるというのが印象的でした。
トラックボールマウスは本体を動かす必要がないので「持ち運び」という観点以外では重たいことは問題ではなく、むしろトラックボールマウス操作時に無駄に本体がズレることもないので助かります。
「持ち運び」の観点では重量があるのは問題と言いましたが、MX ERGOにハマり込んだ僕は気にせず持ち歩いています(笑)
それくらい使いやすさが勝っていると受け取ってもらえればと思います!
Easy-Switchが助かる
普段僕は「会社用PC」と「私用PC」の2台体制でパソコンをよく使っています。
そして、この両方でMX ERGOを利用しているのですが、先に紹介した「Easy-Switch」のおかげでワンクリックでPC間の切り替えができるので非常に助かってます。
ボタンのカスタム設定で自分仕様にできるのが嬉しい
先述の通り、専用ソフトウェア「Logi Options」を用いて自由にカスタマイズすることが可能ですが、個人的にはプレジションボタンのカスタム設定が気に入っています。
設定はアプリケーション毎にも行うことが可能で、例えば「Zoom」などのWeb会議ソフトにおいてトランジションボタンでミュート切り替えができたりもします。
また、それとは別にデフォルト設定を入れること可能で、トラックボール感度の切り替えなども出来ます。
僕の場合は、ブログの画像作成など細かく作業をしたい場合には感度を上げるように切り替えてトラックボールでのスクロール幅を小さくしています。
この切り替えがワンクリックで出来るので重宝しています。
いまいちポイント
お気に入りポイントについてたくさん挙げてきましたが、「ここはいまいちかな?」というについてもご紹介します。
とはいうものの、いまいちと言える部分がほとんどないというのが正直なところなので「しいて上げるならこれかな」というのをピックアップしました。
決して安くはないこと
僕自身トラックボールマウス未経験で購入の際に一番ネックになったのが「値段」の部分でした。
「もし自分に合わなかったら・・・?」を考えてしまってなかなか購入できずにいました。
結果としては、MX ERGOは値段の壁を越えてでも買う価値のあるマウスだったと感じています!
とはいえ、やはり決して安くはないので、同じロジクールのトラックボールマウスとして人気の高い「M575」を検討してみるのもありかもしれません。
価格もMX ERGOの半分以下であり、Amazonでは2万件以上の口コミで星4以上の評価なので「トラックボールマウス初挑戦」の対象としては十分期待できると思います。
ご参考までに、僕自身「MX ERGO」と「M575」とで迷っていました。
しかし、カスタマイズ性の高さや角度調整、デバイス切り替えボタンが表面にあるなどの観点からMX ERGOを購入しました。
定期的な掃除が必要であること
先述の「トラックボールマウスのデメリット」でも紹介しましたが、定期清掃があることが気になる部分かなと。
一般的なマウスを使っていると、余程マウスを大切に使っていたり、ガジェットが大好きという方以外はあまり掃除をした記憶がないという人が多いのではないかと思います。
しかし、トラックボールマウスに関して言えば掃除をしないと使い勝手が悪くなるというのが実態です。
使用頻度にもよりますが1~2週間程度使っていると、突如「ん?滑り悪くなったかな?」というタイミングが来ますので、それが掃除のタイミングです。
以下がゴミが溜まってしまっている状態です。
とはいえ、掃除は1・2分もあれば終わるのでそこまでストレスではないというのが個人の感想です。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は数あるトラックボールマウスの中でも、僕が愛用しているロジクール「MX ERGO」をご紹介しました。
今回の内容をまとめると以下の通りです!
一般的なマウスからトラックボールマウスに切り替えるのってかなり変化が大きなことですが、ハマればたくさんのメリットがあることを実感できます。
本記事が「トラックボールマウスいいかも?」と思っていただけるきっかけになっていれば嬉しいです!
本記事を最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
ではでは!